臨床から製造現場まで、非破壊で『本質』を捉える。
Millde株式会社のラマン分光分析が、解析の常識を変える。
About Us
私たちMillde(ミルデ)は、最先端のラマン分光技術を駆使した受託分析サービスの提供・装置開発・販売するベンチャー企業です。医薬品、食品、半導体など、さまざまな業界に向けて、分子レベルでの非破壊分析を行い、研究開発や品質管理を強力にサポートしています。
独自に開発したマルチポイント同時測定技術により、従来のラマン分析と比較して最大100倍の高速化を実現。膨大なサンプルを短時間で解析し、スクリーニングやプロセスモニタリングなどの分析における新たな可能性を切り拓いています。


Our Story
私たちは大阪大学にて、光計測技術を専門に研究してきました。中でもラマン分光分析については、長年にわたり、いかに効率的かつ高感度に検出するかを追求してきました。従来、ラマン分光は材料や化合物などのバルク物質を対象とする分析手法として用いられてきましたが、私たちはその応用範囲をさらに広げるべく研究を重ねてきました。
ラマン分光は、細胞や組織の分子構造をラベルフリーで可視化できる優れた技術です。しかし、測定に時間がかかることやコストが高いことが、実用化における大きな障壁となっていました。そこで私たちは、研究室での試行錯誤の末、複数の測定点を同時に観測できる光学システムの開発に成功。これにより、従来は数時間を要していた測定が、わずか数分で完了するようになりました。
この技術により、材料はもちろん、生きた細胞に至るまで、さまざまな試料のラベルフリーでのイメージングやスクリーニング分析が可能となりました。
この革新的な技術を社会に広め、研究や産業の現場を加速させたいという想いから、2024年に当社を設立しました。現在では、複数の企業と共同開発や受託分析を行うまでに成長しています。
Our Vison
“見えざるものみて未来を拓く”
私たちは、分析のプロセスをより身近に、よりスピーディーに、そして低コストで提供することで、研究開発の自由度を広げ、革新的な製品や治療法の実現を支援します。
社名の「Millde」は、大阪弁の「観るで(みるで)」に由来しています。
私たちはラマン分光をはじめとした最先端光計測技術で、隠れていた現象や情報に光を当て、新たな気づきと価値を提供します。
見えなかった世界を「観る」ことで、未来を切り拓く。
Milldeは、そんな想いを胸に、ものづくりとサイエンスの現場に寄り添います。

